修了生による大学進学説明会[2017年9月27日]

日本語日本文化教育センターでは、９月２５日（月）に、修了生による大学進学説明会を開催しました。
学部留学生は、本年４月に来日し、本センター又は東京外国語大学において１年間、大学進学前予備教育として日本語及びそれ以外の専門領域科目の集中教育を受けた後、文部科学省により国立大学法人の大学に配置され、４年間または６年間の大学（学部）教育を受けることになっています。
本センターでは、このプログラムで学習する国費学部留学生に対して、留学生本人の希望を踏まえた大学（学部）への進学指導を行っていますが、その一環として、毎年大学進学説明会を開催しています。
これは、本センターを修了した学生を国立大学法人各大学から説明者として招き、各大学の学習や生活について説明していただいているものです。
学生たちにとっては先輩に当たる説明者たちから、授業の取り方や進路の決め方、住環境や交通環境、サークル活動に至るまで、さまざまな身近な生の情報を聞ける機会となっています。
今年度は３大学から４名の修了生が参加してくれ、学部留学生たちが進路を選ぶのに有用な数々の情報を、スライドを使って分かりやすく話してくれました。特に、学部の授業内容や、専門の内容について詳しく話して頂いたことで、学部留学生たちに具体的な進学後のイメージが伝わったと思います。
説明会終了後、CJLCホールの前で交流会が行われました。交流会には講演者４名の他に、６名の修了生が来てくれました。
ここでも学部留学生から修了生たちへの質問は絶えることなく、予定の終了時刻を過ぎても話し込む学生の姿が幾人も見られました。
今後の進学先大学を考える上で大いに参考になったことと思います。